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第1回  80質問回答所  〜07年11月30日



由紀 「さぁ、やってきましたこの時間。
ここでは皆さんから寄せられた質問を、時間の許す限り回答していこうってコーナーです。
第1回の司会進行はあたし、ハチゼロのヒロイン・工藤 由紀が勤めさせてもらうよ」
未来 「アシスタントは俺がやることになった。よろしくな」
由紀 「ミッキー。大丈夫?あたしの足を引っ張らないでよ?」
未来 「ユキと組むとハヤトがうるさそうだからやだなぁ……」
由紀 「なんでハヤトくん?」
未来 「わからないならいいよ。貯めてた分を回答しなきゃならないんだろ?はじめようぜ」
由紀 「オッケー。じゃあ1つ目の質問を読み上げるよ」






マナは無料なんですか?どうやって運営してるの?
  電子cat さん 他




由紀 「この質問が意外と多いんだよねェ」
未来 「確かに気になるところだろうな。運営費も馬鹿にならないだろうし」
由紀 「でもあたし、お金払ってないよ?」
未来 「そりゃそうだろ。マナは無料のゲームだからな」
由紀 「そうなんだ、知らなかった……。
あんな専用の施設まで作って、お客さんからお金取らないでどうやって運営してるの?」
未来 「お前が質問してどうすんだよ……。

マナはいろんな企業の宣伝をすることで運営費を集めてるらしいぞ。
ほら、マナの世界の建物とかにいろんな広告が張ってあるだろ」
由紀 「あー、あるある。建物の上とか道の端とかにあるやつね」
未来 「それに服とかアクセサリーもそうだ。マナの世界にもブランド物が売ってるだろ?」
由紀 「売ってる売ってる。あたしも買いたいけどお金が無くて買えないんだよね。
ミッキー、お金持ってるでしょ?買ってくれない?」
未来 「やだね。ハヤトにでも買ってもらえ」
由紀 「けち。

いいよ。次の質問いこ」






服を作れるのにブランド物を売る意味はあるんですか?
  タカ さん




未来 「あぁ、確かに気になるところだな。
服は自由に作れるから、ブランド物そっくりに作っちまえばブランド物と変わらないもんな。
それなのに普通の何倍も金出して、ブランドの服を買う意味ってあるのかってことだろ?」
由紀 「ミッキー、それは違うよ」
未来 「どう違うんだよ?まったく同じものが作れるんだぜ?」
由紀 「まったく同じでも自分で作ったらブランド物じゃないでしょ?
お店に並んでる物だからブランド価値があるんじゃん。
自分で作った服はどんなに似てても別物だよ。
むしろ似たものを作ったら、それはパチモンだよ」
未来 「まぁ確かになぁ。
でも、馬鹿みたいに金出すほどの価値ってあるのか?
外見が同じなら別によくないか?」
由紀 「ミッキーはまだまだ子供だね。ブランド物の財布とか持ってないの?」
未来 「持ってない。それが何か関係あるのか?」
由紀 「一度持ってみなよ。そうすればブランド物を持ちたいって気持ちがわかるから」
未来 「そんなブランド中毒的な症状は経験したくない。

次の質問行くぞ」






武器や防具の定義がわかりません
  koroco さん




未来 「説明したのに……」
由紀 「この際だからもう一度説明してよ。あたしも今一わかってないんだ」
未来 「わーったよ。じゃあ順番に説明していくぞ。

まず武器だ。
以前も言ったように、武器を作るにはコンプレから手に入る武器の素が必要なんだ。
武器はいくつかのパラメータが対になっていて、それらのパラメータのバランスをとらなきゃならない。
たとえば重さと攻撃力みたいなのがあるな」
由紀 「うんうん。
攻撃力のある武器を作るには、攻撃力のポイントをプラスにしなきゃならないんだよね。
でもそうすると重量のポイントがマイナスになって、武器の重さが重くなっちゃうの」
未来 「そういうこと。感覚としては±0になるようにバランスをとらなきゃならないってことだ。

あと、武器を作る上で考えなきゃならないのはサイズと個数かな」
由紀 「サイズと個数?」
未来 「そ。武器の素から作れる武器のサイズには限界があるんだ。
で、個数が増えるとサイズってのは比例して小さくなる。
たとえば1個での最大の大きさが日本刀サイズの武器の素の場合、
そこから二刀流ようの武器を作ると、2本に分かれた武器のトータルの大きさが日本刀サイズ、
1本1本の大きさの限界はナイフサイズになっちまうってわけ」
由紀 「なるほどね。
武器の大きさは射程距離に関わってくるから、無駄に細かくする訳にもいかないんだね」
未来 「そういうことだな。
逆に小さくする分にはいくらでも小さくできるから、ナイフ1本なんて武器も普通に作れるわけだ。
限界を超えない範囲でなら、自由に武器を作れるのが武器の素だな」
由紀 「あ、そうそう。
武器の素にはランクってのがあるんだよね?」
未来 「ランクは武器の素の質のことだな。
強いコンプレほどランクの高い武器の素を落とすんだ。

ランクが高い武器の素は、限界値が高いってメリットがある。
つまりランクの低い武器の素では日本刀サイズの武器しか作れなくても、
ランクの高い武器の素を使えば4tトラックサイズの武器だって作れるってこと。」
由紀 「それに、ランクの高い武器の素を使うと、軽くて攻撃力のある武器も作れるんだよ。
ランクが高いほどその辺のバランスが崩れたお化け武器が作れるわけだね」
未来 「武器に関してはこんなもんかな。


防具も基本的には同じだ。
武器でいう攻撃力が防御力に変わった感じだな」
由紀 「ただ、防具には魔法防御と物理防御っていうのがあるの。
この2つと重量、外見が対になってるのが防具の素だね」
未来 「特に物理防御と重量が対になってるな。物理防御を強化すると重くなる。
だけど魔法防御はそれほど重量とのつながりは無いんだ。
つまり魔法防御を強化しても重くはならないわけだ。

それと、魔法防御と物理防御は外見にも影響してくる。
簡単に言うと、魔法防御が高い防具は布っぽい外見になるし、
逆に物理防御が高い防具は鎧みたいな外見になるんだ。
ある程度は変えられるんだけど、服の硬さはほとんど修正がきかないな」
由紀 「物理防御型の防具は、重たくて硬いから動きづらいのが特徴だね。
逆に魔法防御型は、軽くて柔らかい私服みたいな感じ。

マナの世界ではみんな、狩りのとき以外は魔法防御型の服を着てることが多いね」
未来 「ちなみに防具も武器も耐久度ってのがある。
使いすぎると壊れたり穴が開いたりするんだ」
由紀 「完全に壊れる前に修理しないと、修復できなくなっちゃって大変なんだよね」
未来 「修理のほうが安上がりだからな。

その耐久度に目をつけて、対人戦では武器破壊や防具破壊なんて手段も出てくる。
武器を破壊すれば攻撃できなくなるし、防具破壊をすれば壊れたところは防御力が下がるからな」
由紀 「昨日、月さんとの模擬戦で胸のあたりに穴開けられちゃって大変だったよ。
近くにハヤトくんと幽さんがいたからね」
未来 「………」(ハヤトがボーっとしてたのはそのせいか……?)

由紀 「次行ってみようか。どんな質問かなぁ」






主人公のはずのミキが話が進む毎に相対的に弱くなってるのは何故ですか?
  青凪 さん 他




未来 「うっせ!誰が弱くなってるって」
由紀 「ミッキー」
未来 「うっせェ!俺は弱くなんかなってねェ!!」
由紀 「でもユニバトではなかなか勝てないよね」
未来 「たまたまだよ、たまたま!お前らが入ってくる前はめっちゃ連勝してたっつうの」
由紀 「うそー。迅さんやくろさんにも勝ったことあるの?」
未来 「バリバリあるわ。迅とはトータルで引き分け、くろには負け越してるけどな」
由紀 「ふーん。月さんには?」
未来 「………」
由紀 「ねェ、月さんには勝ったことあるの?」
未来 「………」
由紀 「ミッキー?」
未来 「うっせ!ねェよ、月には一度も勝ったことねェよ。文句あっか!?」
由紀 「ごめんミッキー、怒らないでね。

傷口はそっとしておいて、次の質問行ってみよー」






月さんは負けたことないんですか?
  匿名希望 さん




由紀 「この質問は本人に答えてもらおうと思って、月さんを呼んでみました」
未来 「いらんことを……」
夜月 「ええやん出てきたって。うちもリーの近くに居たいわぁ」
未来 「もう、質問にさっさと答えて帰れよ」
夜月 「連れないねェ」
未来 「どうでもいい。
それよりどうなんだよ。実際負けたことってあるのか?」
夜月 「現実で?マナで?」
未来 「なにお前、現実でもマナと同じようなことしてるわけ?」
夜月 「空手などを少々」
未来 「あっそ。じゃあマナでは負けたことあんのか?」

由紀 「………」(興味なさそー……)

夜月 「あるよ。約一名、何度挑んでも勝てないやつがいるんよ」
未来 「お前でも勝てないやつって、そいつ人間じゃねェな」
夜月 「間接的にうちも人間でないみたいに言ってくれんね」
未来 「そのつもりで言ったからな」
夜月 「リー、もっとうちを愛してよ」
未来 「憎くてしゃあないわ」


由紀 「なんか夫婦漫才見てる気になってくるよね。
あの2人はなんであんなに仲が良いんだろ。今度くろさんに聞いてみようかな。

さて、じゃあ次の質問いってみますか」






亜美、月、くろ、由紀のスリーサイズや身長や体重はいくつなんでしょうか?  匿名希望 さん




未来 「……ユキ、この質問はどうなんだろうな?」
由紀 「あたしは別に困らないよ。ただ全員の数値を知ってるわけじゃないからみんなを呼ばないと。
ってことでみんなに来てもらいました」

亜美 「なに?それって答えなきゃいけないの?」
くろ卵 「………」
夜月 「また来ちった」

未来 「じゃあ順番に答えてくれ。あんまり引っ張りたくないからサクっといくぞ」
夜月 「照れてんね」
由紀 「うん、照れてる照れてる♪」
未来 「うっせェな!さっさと答えやがれ!」

夜月 「うちは身長165cm、体重52kg、スリーサイズは上から87、65、89やったと思う」
由紀 「あたしは身長150cm、体重46kg、スリーサイズは上から79、61、86だよ」

未来 「まじで答えたよ、こいつら……。
アミとくろは乗り気じゃなさそうだな」
亜美 「当たり前でしょ。なんでミキが居るところでそんなこと言わなきゃならないのよ」
由紀 「アミは身長163cm、体重51kg、スリーサイズは上から83、63、88だよ」
亜美 「ちょっ、ユキ!?何ホントのこと言ってるのよ!?」
未来 「アミ、黙ってればユキのデマってことになったんじゃないか?」
亜美 「あ……、最悪だわ……」


由紀 「で、くろさんは?」
亜美 「あっちでひざを抱えて固まってるみたい」
夜月 「力ずくで連れて来ようか?」
未来 「そっとしといてやれよ。くろはこういうのマジで無理だろ」

夜月 「しゃあないね。じゃあうちが数値だけでも」
未来 「おい、くろが震え始めたぞ……」
夜月 「くろのを公開すんのは諦めるしかなさそうやね……」


由紀 「くろさんは月さんに任せて、私たちは次の質問に行ってみようか。

今回は次で最後になります。
最後はどんな質問かな?」






迅さん大好きです!ぜひビジュアルや趣味などを!
  ミロ さん




未来 「却下」
由紀 「えぇっ!?」

「ふざけんな、このやろ。俺に許可なく却下なんてしてんじゃねェよ」
未来 「お前こそ俺の許可なく出てきてんじゃねェ」
「お前の許可なんているのか?」
未来 「いや、別にいらねェけど」
由紀 「………」(ならなんで言ったのさ……)



未来 「もういいからさっさと答えて帰りやがれ」
「わーってるよ。

ミロさん、俺なんかに興味持ってくれてありがとな。
俺のビジュアルってことだけど何を答えたら良いんだろうな?リー」
未来 「身長体重くらいで良いんじゃないか?スリーサイズはいらんだろうし」
「あたりまえだろ。
そうだなぁ……、身長は178cm、体重は66kgくらいかな。
髪は長めで、現実では少し茶が入ってる。マナでは黒ベースに少し紫が入ってる感じだな」
未来 「もういいだろ。

趣味はストーカーだよな?」
「なわけあるか!急かすんじゃねェよ」
未来 「最後なんだぞ?早く終わらせたくなるのが性だろ」
「そんなに俺を目立たせたくないか?」
未来 「もち。さっさと答えやがれ」
「この捻くれ坊主が。

趣味はそうだなぁ……、マナ以外だと、カラオケとかボーリングみたいなレジャーが好きかな」


未来 「ベタだな」
由紀 「ベタだね」
「うっせェな!悪いのかよ。楽しいんだから良いだろ!?」




未来 「と、話題を振っといてシカトしてみたり」
由紀 「極悪だね、ミッキー」

未来 「今回はこの辺で終わりにして良いのか?」
由紀 「あんまりいっぱいやると疲れちゃうからね」
未来 「なんて理由だ。読者完全シカトか……」
由紀 「いやそうでもないよ?読むほうもあまり長いと疲れちゃうでしょ?」
未来 「……それもそうか。
短くサックリとがハチゼロのモットーだからな」
由紀 「そゆこと。ってわけで今回はここまで。
司会はあたし、ユキと」
未来 「ミキでお送りしました」
由紀 「また次回をお楽しみにー」




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